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09月29日(月)

そうか、寂しかったのかもしれないな。

久しぶりの飲み会で、久しぶりに会社の人たちに会ったのだった。 私とムコちゃんが昔いた部署だったので、娘もつれて、家族で出かけたのだった。 やばい頬の筋肉が痛い、って思うくらい笑ったのだけれど、時間がたつにつれ 私はなんだかわけのわからない感情に支配されていったのだった。 なんかもー、みんな当たり障りのない会話ばっかしてないで、もっとこう、 グッとくるような話しようぜー、みたいな。ガハガハ笑いながら、沸き上がってくる その感情をもてあまして、ついつい飲み過ぎてしまったのだった。
気がついたら、お店の前でゴロ寝していたのだった。
そして帰り道、歩きながらゲロしていたのだった。(←食事中の方、大変申し訳ない !)
吐きながら、ちくしょうみんなつまんねー話しやがってよう!って怒っているのだと 思っていたのだけれど、後から考えてみたら、、、あれは寂しかったのだ。
思えば私も会社員だった頃は猛烈しょうもない会話ばかりしていた。昔行ったことの あるノーパンキャバクラの話とか。ほんじつの私が見たら、後ろからどつきたくなる ような、中身のない話。なぜなら、私も会社員だったから。明日も明後日も、その人 たちと会うから。仕事も一緒にしたりするから。
そしていまは違うから。
それでも歩きながら振り返れば、酔っぱらった母親にびっくりした娘が起きて 夜行性の小動物のような目でじっとこちらを見ており。それを抱きかかえながら ムコちゃんが、やはり心配そうにこちらを見ており。あー、この4つの目だけは きっとあたしが死ぬまで変わらずこのままなんだな、と思って、とてもあたたかい気 持ちになったのだった。ゲロ吐きながら。
人生が変わっていくことを寂しく感じるなんて、あたしも年をとったものです。

(ゲロを吐いてしまったご近隣の皆様、まことに申し訳ありません。一応、 邪魔にならない場所の、植え込みの影に「養分養分」と選んだつもりなのですが。 本当にご迷惑をおかけしました。これからはもうしません)

08月17日(日)


娘、以前ほど手がかからなくなってきているので、ムコちゃんと交代で映画に行った りしています。せっかく渋谷にすんでいるからね、寝付いてからオールナイトに行っ たり。そして今日は、「パイレーツ オブ カリビアン」を観に銀座まで足をのばし たのでした。渋谷でもやっているのにわざわざ銀座。なぜならランチを外で食べたかっ たからです。
「パイレーツ オブ カリビアン」面白かったです。個人的には「リローデッド」よ りも「フルスロットル」よりも。個人的には、です。なんといっても、いえ観た人全 員が言っている、ジョニー・デップ扮するジャック・スパロウが最高かっこよいので す。もうそれだけで充分満足です。それだけもない映画もあるからね。
男にうまれるとしたら、この映画のジャック・スパロウのようになりたいな。理想の タイプ。女としてではなく、私の中の男の理想 笑。同人誌とかやってたら、こうい うとき本を作ったりするんだろうなー、と思いつつ、できないのでここでラクガキを お披露目して、自分の中の「パシヲーン(passion)」のお茶を濁すのです。

08月07日(木)

高校野球がはじまりましたね!毎年の恒例行事。これがはじまると夏だなあ、と思う。 終われば夏も終わり。短くて、取り返しがつかなくて、記憶に残る、夏の象徴。毎年 ゆっくりとお昼に起きて、「ああ、もう第2試合がやってるなあ」なんてテレビつけっ ぱなしにして、マンガを描いていたのでした。
でも、今年の夏の私はといえば、午前中に起き、娘の散歩のために公園に行っている のです。その公園は高級住宅街のまん中にあって、そこに集う幼稚園児は自分の母親 のことを「お母さま」と呼んだりしています。「この夏はどちらへ?」「ええ、ハワ イに」という会話が奥様同士で交わされたりしています。ドキドキするシチュエーショ ンです。が、自分でも意外だったのが、私は思ったよりママ友づきあいがイヤではな いようなのです。以前は、幼稚園の送り迎えのあとランチする奥様軍団をみて、「あ 、苦手だー。子ども産んだらこういうことしなきゃいけないのかなあ」なんてため息 ついていたのですが。今では「○○くんのママ来てるかなあ」と、少しワクワクしな がらベビーカー押して出かける自分がいるのです。しかも午前中。キャアキャア遊ぶ 娘を眺めながら、「ああ、遠くに来たなあ」と思います。変われば変わるものです。 娘が将来、何かに悩むことがあったら言ってあげれる、「人生は変わっていくものだ から、その悩みもきっと永遠じゃないよ」って。
そして変わりなく夏がやってきて、高校野球がやっている。
私は、ゆっくりと、時間のすき間を見つけてマンガを描いている。

07月14日(月)

すみませんずいぶん日記を書いていませんでした。
その間に娘は1歳になりました。 「毎日共通絵日記」の頃がウソのように、スクスクと成長しています。 なにせもう、走ったりします。言葉もしゃべったします。遺伝子とは恐ろしいもので す。
そしてこの間に、ムコちゃんも会社を辞めました。今は打ち合わせやクライアン トに行く以外は家にいて、娘の相手をしていてくれます。あ、もちろん仕事もしてい ます。
そのなかで、まったく変わらないままなのが、あたしです。まいにちまいにち 時間のすき間を見つけて、マンガを描いています。すこーしづつ、です。
成長している娘は、生体維持のための手はかからなくなってきているのですが、 「遊べ」モードが日に日に激しくなってきています。今では娘の前でマンガの道具を 取り出すだけで、自分と遊んでくれない!とわかって大泣きです。知能の発達は、 まわりに都合のいいようにはいかないみたいです。
家族の時間割りの中で、マンガを描き続けています。

03月30日(日)

生まれてはじめて、漫画家さんのサイン会にいきました。伊藤理佐さんのです。
この人のマンガはとても注意しながら読まなければいけません。 「おいピータン!!」をうっかり夜中に読んでしまうと、お腹がすいてお腹がすいて コンビニに走ることになります。「やっちまったよ、一戸建て」を読んだ日には、な んと家が買いたくなってしまうのです。友達のおかねやは、男性に対する外見的好み の非常にうるさい子だったのですが、「おいピータン!!」を読んで、デブでメガネ で脇の下に汗をかいている「大盛り(大森)さん」に理想のタイプをスイッチしよう としています。こんなに危なくて幸せになれるマンガを描いている人、もうぜったい サインをもらうしかない!わけです。
赤ん坊はムコちゃんに見ていてもらいました。おかねやと、現地でシュークリー ム編集部の吉田さんと合流し、いざ!
伊藤理佐先生は、小柄で色白でとてもかわいらしい、すてきな方でした。ああ、 感激。しかもあたしは「何かリクエストありますか?(サインに添える絵の)」と聞 かれたとき、「ああああの、あたしの似顔絵をお願いします!」って言っちゃったん だよ〜ん!そして伊藤先生は困りながらも、描いてくださったのだ!うれしーい。て ゆーかこれはとても自慢できる逸品ですよね。大好きな先生に描いてもらった自分キャ ラ。一生大事にします。
ある晴れた日の、うれしい初体験でした。

03月14日(金)

背景資料として会社の写真を撮りたくて、晴れていて気温も高くて娘の機嫌もよかっ たので、午後出社するムコちゃんといっしょに娘を連れて会社に行ったのだった。
会社に行くのは辞めて以来、なんと2年ぶりで、しかも電車に乗ること自体1年ぶり だった。晴れていて気持ちよかった。会社のある駅も改装できれいに生まれ変わって おり、会社に行く途中の道も新しいビルがたっていた。なんだかみんなピカピカして いた。
それでもオフィスに入ってみると、思っていたよりこじんまりとして見えて、なんだ かここでずっと徹夜したりごはん食べたりしていたのかと思うと不思議だった。所属 していたころはもっともっと広く大きく感じていた。あたしの世界のすべてだった。
制作を訪ねて知り合いに娘を見せて回った。「会社を辞めてよかった?」とかなり年 輩の人に聞かれたけれど、あたしは答えられずにニコニコしただけだった。ずっとこ こで働いている人に「はい」とは言えなかったのだ。
家に帰ってきて、タマネギ を剥きながら、「会社に行きながらマンガも描いて、子育てをするなんてことは今の あたしにはできないので、辞めてよかったです」って言えばよかったんだ、って思っ た。いつでもそうだ。とっさの時にきっちり伝えることができないで、後になってす こし後悔するんだ。

02月22,23日(土日)

そして久しぶりの泊まり込み仕上げです。土日なので赤ん坊はムコちゃんに見ていて もらって。あたしはほぼ4時間おきに家に帰ります。子供が生まれていろんな人の手 を借りることがとても多くなった。というか、何かしようと思ったら、手を借りずに はできなくなった。他人に対するうれしさと、自分に対するもどかしさと。今は何を しても、いっぱいいっぱいです。

02月18日(水)



02月01日(土)

とび込みの仕事を入れたら思ったよりスケジュールがきつくなって、どうしても とある日に仕上げをしなければいけなくなった。久しぶりの泊まり込み仕上げ。 いつも手伝ってくれているヨナとおかねやに連絡したら、なんと二人ともその日は親 と温泉に行く予定をたててしまっているとのこと。ああ、どうしようどうしよう、と 夜中途方にくれていた。はじめて「おとすかも」とひとり頭がパニックになっていた ら、次々と携帯にメールが入った。「旅行は延期にするから手伝いに行くよ」という ヨナとおかねやからのメールだった。うわああああ!ありがとう!なんてことだ。 うれしいのとありがたいのと申し訳ないので、なんと返していいものやらわからなく、 また違うパニックが来た。ありがとう。いつか「おかざき真里物語」が上映される時 (上映?)、このエピソードは必ず入れてもらうよ。とりあえず今は、せいいっぱい 感謝するしかないのだけれど。




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