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99年8月〜9月分

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9月30日(木)

東海村のニュースをTVでずっとやっていたので、さみしくなかった。朝まで「木に粛々と降る雨」を描いていた。以前この日記で「ああ、描きたい」と思った風景。アタマの中にイメージはある、でも上手く描けない。0.03mmくらいの線幅で、0.07mmくらいの点線を、1.8cmくらいの長さで描いて重ねていきたいのだ。しかも丸々1ページ。途中でどうしても線が太くなったり、インクのダマが出来たりする。息を止めて30秒描いては、息をつき、30秒描いては息をつき、を100回くらい繰り返して1時間たった頃、失敗してやり直し。結局朝までかかってできなかった。東海村のニュース、その間延々とやっていた。

9月28日(火)

ネームチェックうけた。って、書いていいのかな。とある出版社から「他のに描いちゃダメ」言われてるんだ、でも契約書交わしたわけじゃないし、いいや。ネームチェックうけた。担当さんがネーム見てるとき、あたしの方から見て逆さまになったネームを見るのが、実はあたし自身の最終チェックでもある。描いてたものを逆から見ると客観的に見れるんだ。めでたく通りましたので、来年にはお目にかかれるかと…って、何のんびりしとんねん!いやいや、理由があるのです、それはね…。

9月26日(日)

別に急ぎじゃないんだが、昔の原稿の手直しをしている。三年前に「ぶ〜けDX」に描いた100P。昔の原稿を見なおして、描き足していく作業は勉強になりますね。ところで、描きなおしながら発見。100Pの中で、最初の方の10Pくらい、既に直した跡があるのだ。そう、100Pも描いてると、途中で「成長」してくるんだね、それで最初の方の絵が恥ずかしくなって修正してるのだ。三年もたてば、全部恥ずかしいんだけど。「柱の傷はおととしの〜♪」って、「昔、成長してたしるし」を見つけて、くすぐったかったよ。

9月24日(金)

探し物があったので、会社のダンボールを整理した。周りのみんな片付いていて、あたしだけ、積み上げていたのだ。ああ、探し物、でてきたよ。昔の原稿。それと同時にでてくる、でてくる、入社以来のこまごまとした「思いでのモノ達」。あたしは会社に入ってすぐ、あまりにもの理想との違いとハードワークに「すぐ辞めてやる!」と思っていたので、「じゃあ、短い会社生活の思い出の品を」って、こまごました女の子同志のメモとか手紙とか、とっといたんだよな。まさかこんなに長くいるとは思わなかったもの。今となってはただのごみなんだけど、いつかマンガのネタにするからいいや、ってそのまま捨てずにしまいました。同じく「いつかマンガのネタに」と、今まで来た電子メールもとってある。高校の頃の交換日記とか、手紙とかも取っとけばよかったかな。でも不思議なもので、高校生描こうと思っても、そういう品が参考になることって、少ないんだよな。むしろアタマの中に残ってる、かすかなにおいだとか温度に触発されることの方が、今は多い。
でもいつか、モノがないと描けない、という精神状況になるかもしれないからとっとこう。そうしてゴミはふえていくんだな。

9月21日(火)

そのお話は、断ろうと思っていた。週刊誌、しかも男性誌で連載なんて、ムリだ。…と思って他の雑誌の仕事を進めているときに、原作が届いた。映画化が決まっていて、あたし自身原作付はきらいじゃない、でも断ろうと思っていた。物理的に時間がない。会社員してなくったって、ムリなんだ。
…でも、圧倒的にその脚本、面白かったんだ。
あたしが描かなくて誰が描くんだろう、っていうくらい、「シュミ」だった。しかも脚本家の方もあたしの作風を気に入ってくれているらしい。で、とりあえず明日話に行くんだけど、でもムリなんだ。でもやってみたいんだ。でもムリなんだ。でも…。

9月20日(月)

忙しくはないんだが、ものごとが進まない。なんでだ?あたしのせいだってことだけは、わかってる。

9月16日(木)

50円玉が好きだ。
ヤツは便利なくせに、財布の中に2つ入っていると「失敗」になる、奇特な存在。それが50円。ところで人は3つまでの物体はすぐ認識できるのだそうだが、4つ以上になるといくつあるのかが一瞬で把握できないそうですね。一、二、三、と横棒描いて、四から横棒じゃなくなる。ローマ数字でも、T、U、Vとくると次は縦棒じゃなくてW、だ。それは横棒、縦棒多すぎると目で認識できないから。財布の中にも10円玉、一円玉がいっぱいあると、だから認識できなくなる。そこでこの50円玉が威力を発揮するのだなあ…と何あたり前のこと書いてんだって。いや、いつもお金を払うときに思い浮かべるんですよ、このこと。ええ、いつもです。50円玉を財布の中に見つけると、「こいつは何故存在してるんだ」から、「人の認識」いって「漢字数字」と「ローマ数字」いって、「国は違うのに」としみじみし、そして「ああ、だから存在してるんだね」と納得する。毎回毎回、50円玉見るたびにその思考経路を光速で繰り返すんだけれども、下記のように「うにょうにょモード」入ってるときには、その光速の道をかなりうにょうにょゆっくり踏みしめることが、判明。 at 昨日の夜 セブンイレブンで。
はい、まだうにょうにょしてるんです。

9月16日(木)

そしてまだうにょうにょ考えている。うにょうにょしている。先日書いた「できた」と思っていたやつとは別に、進めているネームがあって、それが「ぶつかった」。これもよくあること。頭の中のストーリー、実際描いてみると、「つなぎ」の部分にどうしてもムリが生じる。上手く乗り越えられないときを「ぶつかった」と呼んでいる、あたし一人のネーミングだけど。これを乗り越えるの毎回大変。いちにち1ページ描いてはダメ、3コマ描いてはダメ、これ自分の中でやってんだからやんなっちゃうよなあ。。。というわけで、うにょうにょしている。頭の中が「うにょうにょモード」になると、入ってくるもの何でもうにょうにょして見える。地下鉄の表示ひとつとってもこうだ、「何で始発と終電っていうんだろう?始電終電じゃないんだろう?何でそろえないんだろう?」っていうのを目的地に着くまでうにょうにょ。着いたらついたで、「何で”おはようございます”なんだろう?普通の会社で午後出社にしたら、出勤のとき何ていうんだろう?”こんにちわ”?まさか」とうにょうにょ。 実際のあたしに会う人ごめんなさい、最近冴えたギャグをとばせないのは、「ぶつかってる」せいなんです。うにょうにょ。

9月14日(火)

マンガの話しをまったくしていない今日この頃ですが、水面下ではちょこちょこ動いてはいるんです。いろいろと、ネームを切ってる。
一昨日も、ワンピースのホックを男の子にとめてもらった瞬間に(ここで邪推しないでくだされ)、ぱっ!と「できた」。この「できる」瞬間と言うのは自分でも不思議で、ページ数、コマ割り、全体の雰囲気、ぜーんぶセットでアタマの中に「降りてくる」かんじなのだ、毎回じゃないけど。あまりに鮮明なので、どっかで読んだことあるやつを思い出しただけかもしれない、と疑うくらいなのだけど、どうもそうじゃないらしい。毎回じゃないです。こういう方法で「できる」ようになったのは、実は結構最近。それまでは断片のイメージをつなぎ合わせてく作り方だった。
ところで、一昨日また「できた」ので、その場で「ねえねえ、今出来たんだけど」と目の前の男の子にしゃべってみた。「なんでそんなかなしい話思いつくの?」といわれた。でもできちゃったので、光速で頭の中のページ数を数えて見た。あ、だめだ、もらったページ数に足りない。無理矢理ひきのばすか?なんかエピソード足すか?ああ、ページ数にあわせて「降りて」来てくれるといいのに。と、もにょもにょしていた。

9月12日(日)

起きてすぐ、朝食もとらずに渋谷に出て、「MATRIX」の最終回を見た。(ってどれだけずれた生活しとんねん!)
見てない方もちろんいらっしゃるでしょうから、感想も省きますけれども。
パンフの中では、「ドーベルマン」「ブレイド」「ダークシティ」と一緒にくくられて語られていた。それらの映画とこの「MATRIX」が、実はあたしがこの2年の間に見た映画の全てだったりする(プラス「ムトゥ・踊るマハラジャ」)。なんかあんのか?スターウォーズもまだ見てないのに。

9月09日(木)

日本人は働いた、いや、世界中の人が働いた、働きに働いて、死んでしまった人もいっぱいだ。その屍の上に成り立つ経済成長。。。しかーし!これか?!これがその結果か?!IE4.0で表示されてたものがIE4.5で表示されない!そんなことがあっていいのか?!バージョンアップって、ふつー許容範囲を広くするモンだろう!狭くしてどーする?!ネスケとIEの差も腹立つなり!経済成長は生活者発想を置き去りにした形で進められている!リニューアルしたトップ画面が上手く表示されないんだ。
と、激怒主張していたら、隣にいた子が爆笑した。
…小市民のあたしはその子の笑いをとれたことで、許すことにした。

9月07日(火)

WEBの仕事はまだ慣れなくってどうしても時間がかかる。テキストファイルもエディターごとに改行や消去の仕方が違ったりして、とまどっている。そんなこんなで昨晩も終電に間に合わなかった。
うちの会社の前にはタクシーがならんでいる。一番前の個人タクシーに乗ると、運転手さんが、「ああ、やっとあなたを乗せられましたよ」と笑って話しかけてきた。「女の方で遅くなる人がいるって、並んでるタクシーの中で噂なんですよ。もうみんな乗せたって。わたしだけまだだったんですよ。ホラ、このビルに制作が入っていたときには(うちの会社の殆どの部署が今は違うビルに移転している)何人かいらっしゃいましたよねえ、女の方。○○さんとか、××さんとか…」とあたしも知ってる、というかあたしの同期の女の子の名前を何人もあげだした。あがった名前のうちほぼ半数の子は、もう会社を辞めてしまって、いない。「みなさんがんばりますねえ」と運転手さんが言った。「そんなことはないんです」と思ったが、口には出さなかった。

9月06日(月)

怖い夢を見た。
アメリカで、あたしはアメリカの男の子で、宇宙人のDNAからつくられていた。 あとから製造された奴らは急造だったので、宇宙人体質がかなり残っている粗悪品だった。でも奴らとあたしは感知し合えて、あたしは奴らのターゲットになった。知らないアメリカの街を逃げまくった。身体能力は奴らの方が上だったので、ほぼ「なぶりもん」に近かった。最後には「同士討ち」してくれたので、危機一髪助かった。とどめは人間の子供たちが討ってくれた。あたしの姿は人間だったからとどめ刺されなかったけど、でも怪我をしていたのに助けてももらえなかった。きちんと奴らが死ぬかどうか、折れた腕抱えて覗きに行ったところで、目がさめた。
いや〜な気持ちで起きた。夢って自分の脳が見せるものなのに、こんなに自分にイヤな思いさせていいのか?!あたしの脳よ!

9月03日(金)

夜の話。
一昨日。残業ご飯を食べに会社の人たちと近くのジョナサンへ。途中からカミナリと大雨が降り、ころあいを見計らってダッシュで帰ることにした。会社まで2〜300mほど。平均年齢35歳(強!)の軍団モーレツダッシュ。アタマの薄い人は「ハゲちゃう、ハゲちゃう」と叫びながら。胃癌を克服した元ラガーマンは昔を思い出してかぐんぐん後ろからみんなを抜きながら。腰痛持ちの人は「かがんで走ると腰にくるのよ」とぐちりながら。平均年齢35歳(強!)の軍団モーレツダッシュ。あたしはおかしくてうれしくて奇声を発していた。
夜の話。
ところどころに「キラキラした車道」ってあるじゃないですか。なんか雲母とかそういう素材まぜて作ってあるアスファルト。車に対して「気をつけて走りなさいよ」という目印みたいなもんだろうけど、あたしはその道路がとても好きだ。そしてその道路が駅から家に向かう途中の一角にできた。下を向いて歩いてその場所にさしかかると、いきなり視界全部がキラキラする。まだ新しいので踏むとジャリジャリ音がする。帰り道のひそかな楽しみ。

8月31日(火)

ふぉおおおお!おわったあ!
世界陸上もくまなく見てしまう結果になりましたよ。
ありがたいことに「ぶ〜け」以外の3誌からおはなしあって、調整しつつ、今後は違う雑誌に描いていくことになるかもしれません。ひとつ断ろうと思ってた雑誌から、さらに面白そうな企画のハナシが今日あったりして、いやはやまったくありがたい以外の何物でもない…。いやでも1日は24時間しかないんだ、決めてかないと、だ。
あたしは何がしたいのか?

8月27日(金)

MJが世界新記録出しましたね。もちろん見てました、マンガ描きながら。そしてあたしも明日あさってと、ゴールに向けて「泊りこみ仕上げ」をがんばるのだ。48時間耐久レースなのだ。ゴールしても世界記録とかメダルとかもらえないけど。でもTV中継したら、ちょっと怖いもの見たさで視聴率とれるんじゃないかな、衛星とかで(笑)。

8月26日(木)

駅から家に帰る途中のほんの小さな路地に、やたらと虫の鳴いている場所があり、昨晩もそこで立ち止まった。田舎に住んでたときにはわからなかったよ、東京はほんとうに虫の鳴き声のするところが少ないんだ。昼間は頭の上からセミの声、夜は地面からコオロギの声、これがあたしの思う残暑。秋に向かうにはそのトンネルをくぐり抜けないと、資格をもらえない気がする。昔ブラザース・クェイの「ギルガメッシュ」という映画で、引出しをあけると小さな心臓が入っていて、それが呼吸をするように、「リーリー」と虫の声で鳴いている。というのがあった。すごくきれいでいまだに思い出す。
引越魔のあたしの唯一の条件は「虫の声が聞こえること」。今の家を見つけて妹が「どうか?」と電話をかけてきたときも、
「虫の声はきこえるか?」
妹の隣で不動産屋さんが大笑いしていたそうだ。

8月24日(火)

へこみつづき。TVを観ていたらジャングルの森に粛々と降る雨、が映像で出た。「ああ、森に降る雨が描きたい」と思った。4話を仕上げながら新しい話がふっと浮かんだ。アタマの中のイメージを逃がさないように、どんどん浮かんでくる場面とか状況をそこらへんにある紙に書き留めた。女の子、その兄、も一人女の子、の話。木に囲まれた離れの出来事。いつか世に出します、見かけたら「ああ、あのときの」と思ってね。

8月23日(月)

「考える」ということをしなきゃいけなくて、へこんでいる。「考える」のは苦手じゃないんだが、結論出さなきゃいけないのはもっとも苦手。結論は自分で出すもんじゃなくて、結果出てくるもんだと思ってる。そうであって欲しいもんだけど、それは学校行ってるうちだけのことなんだろう。「もう大人なんだから」。
全力でぶつかった結果が出ましたね、高校野球。これは結論ではないが、でも君は1位、君は2位といるかどうかわかんない神様に決めてもらえる感じはいいな。自分はとにかく全力出せば済むってのは楽でいいな。結果がどうで有れ。って高校生うらやんでどーする。
ところでTV見ながら言ってたんだが、あの「♪ああ〜、栄冠は〜君に輝く〜」これ、国歌にしたらいいんじゃないかな、なんか青春(きゃあ)て感じするし。歌ってるとき日本人老若男女、みんな青春(きゃあ)を感じる国歌っていいんじゃないかな。歌ってるときはみんな「おれ、若人(わこうど)」って思ってるの、ココロの中で。そういう方がかわいくて前向きだな。

8月18日(水)

海!海!海!
そして昨日も一昨日も海を描いていたよ。
いやあ、しかしやってますね。なにがって「高校野球」。実はあたしは甲子園の大ファンなのだ。関西育ちのあたしは小学校から中学にかけて夏はおこづかいもらって甲子園見に行っていたりしたのだ。そのせいか「高校野球=夏」、甲子園が終わると夏も終わるというアタマになっている。応援するところはどこでもいいのだ、出身が近い=応援、ユニフォームがかっこいい=応援、初出場=応援。どれにもあてはまらなければ、負けてる方=応援、になるからTVつけると応援しなきゃで大忙し。高校生は実力も不安定だから、9回土壇場ですんごいことしたりする。ファインプレーももちろんだけど、すんごい失敗とかね。そして終わったら必ずどちらかの選手が大泣きする。もちろん負けて悔しくて。高校生男子の泣いてる姿が毎日見れるなんてすごい。
そういう不安定さと瞬発力が、夏、のイメージとダブる。傷あとが残る感じも夏だ。夏の記憶は克明。光量が多い分、一瞬で強く焼き付けられる。その象徴の高校野球。そろそろ終わりに近づいている。そういえば空も高くなってきている気がする。

8月16日(月)

海!海!海!
土日は海を描いていたよ。草が終わったら、海だ!
まいった、何がって海は描きようないのだ。水平線描いたら後はトーンなのだ。そう、それでいいと思っていたのだ、描き始めるまでは。金曜日の日記のようにね、ちゃっちゃっちゃっとね、遅れてるからねスケジュール、ぱっと線引いてぺっとトーンはって、って思ってたんだけど…なんかなあ、面白く描けないかなあ、って思っちゃったんだよねー。そこで怒涛の「海表現を極める!」 (笑)って週末になってしまったのだ。あーでもない、こーでもない、していた、頭ん中の海で、月曜の朝7時まで。


8月13日(金)

…やってしまった。 描き始めてからいつも思うこの言葉。
「…また草を描いてしまった…」
やってますよー4話目。もー悩むことない、描いちゃえば終わりだもん、ちゃっちゃっちゃっとね、この辺全部ベタにしてね、もー、早くしないとね、遅れてるからねスケジュール、終わらせちゃおう。。。と思ってたんだよなあああ。。。!そのページでふと思い立つまでは。
だってなんかいやじゃない、描いてて楽しくないじゃない、いつもネームから下描き、下描きからペン入れで変えたりするんだ、だってなぞるだけだと楽しくないから。そんで…草だ。「なんか欲しいなあ」って思ったら登場するヤツ。コマの隙間を埋めてくれる頼もしいヤツ。しかしヤツは、ヤツは、時間がかかるのだああ!!!!
毎年恒例で東京湾花火は友達んち集まるんだけど、今年はもー無理だ。なんてったって、草描き始めちゃったもん。。。(T_T)。4話目見たら、笑ってください「ああここか?」って。そんでもって時間かけたので、ちょっと長めに見てやってください。。。いやいや今回だけでなく、草のときはいつも(笑)。
あ〜あ、草以外で簡単に描ける「頼もしいモチーフ」ないかなあ。。。


8月11日(水)

体調崩した。
土日に「どーしても、岡崎でなきゃ」っていう会社の仕事を手伝った。それがけっこうハードで1.5時間の睡眠を3回/1日なんてやったら、いっきにがっくりきた。その仕事は会社を辞めたらフリーでやろうともくろんでいたものだったので、そのハードさにもがっくりきた。普段結構めちゃくちゃな生活してると思ってたけど、まだまだ、そんなことないんだ、と思った。
「岡崎でなきゃ」といわれると断れない。「○○と××をくっつける会なんだけど、メンツ的に岡崎入ってないと持たないんだよね」っていわれて金曜日も 出かけたばかりだ。ちゃんとくっつけてきましたよ、得意だもん、そういうの。でも体力が続かない。あたしも周りが欲してくれてるくらい、自分を欲しないとダメかもしれない。


8月06日(金)

昨日は友達に誘われて、前の担当さんとその仲間たち、で飲んだ。
その仲間たち、は豪華メンバーな仲間たちで、「孔雀王」の荻野真さん、「バイオハザード」作った面々、などがいらしてた。あたしの右隣では荻野先生がマンガの裏話や、大御所マンガ家さんの話や、今のマンガ界について等を語ってくださっており、左隣ではゲームを作った裏話なんかで盛り上がっていた。耳は二つあるけれど、同時には無理だな、やっぱあたしは聖徳太子じゃないな、とメインディッシュばかりのフルコースの話を前にして思っていた。 荻野真先生は想像よりとっても穏やかで器の大きさを感じるステキな方でした。今のマンガ界のことに対して、まじめに考えておられて、そして憂いでおられました。ビッグネームになってからでも、キビシイと感じることはやっぱりあるんだ、としみじみした。っていうかやっぱマンガ全体が今「泥の船」状態だから…。そう、あたしの右側にはアナログな世界、左側にはこれから盛り上がっていくデジタルな世界、の話が展開されていたんだ。でもみんな「好きなゲーム」「好きなマンガ」は一致していた。そしてあたしは生理痛だった。


8月05日(木)

そういえば昨日は女の子の泣き声の電話で起きたんだ。あたしはとても偶然にその子の夢を見ていたときだったので、驚いた。夢の中でその子はとても幸せそうだったのに。その子はわけあって今ものすごく遠くに住んでいる。でもその距離よりものすごく、その子はかわいい子なんだ。職業柄タレントにも数多く会ってきたが、そんなもん目じゃないくらい、凶悪的にかわいい。不思議だ、なのにその子はいつも泣いている。あたしより年上なのにコドモのように泣いているのだ。あたしも泣きたくなるとその子に連絡する。いつもお互いの真中にある水たまりの中で会ってるみたいだ、ってこれは吉本ばなな的表現。かわいくって、育ちもよくって、学もあって、もちろん性格だってとびっきりいい。この世で一番「みんなから愛される幸せ」が似合う子なのに、また、みんなから愛されているのに、その子はいつも泣いている。世の中がもっとシンプルだったら、たぶん泣かないで済むんじゃないかとも思う。でもそういう世の中だったら、マンガも含めた「物語」がいらなくなるかもね。こういう子が泣く世の中だから、物語は必要なのだ。


8月02日(月)

土日なんにもしなかった。なんにもしなかったわけではないが、なんにも進まなかった。日曜日なんかはめったにやらない朝イチに起きて鷺沼のおばさんの家に。久しぶりの従兄弟たちとその子供たちと会が催されていたので出席。大勢の人が集まっていて、いくら過去の記憶を引っ張ってきてもぜんぜん誰が誰だか、ちんぷんかんぷん。会った事ある、ああこの人はこういう人だったと昔を思い出しながら、少しお酒を飲んだところで、撃沈。起きてすぐそこをお暇し、今度は待ち合わせをしていた友達と「マンションモデルルームめぐり」をする。これは将来宝くじが当たった時のために。いいなあ、いいなあを繰り返し、家に帰りついたときにはほぼ真夜中だったので、ご飯作って食べて、そこで1日のタイムアウト。過去と未来で忙しかったが、現実問題直面しているマンガだけが置き去りになった週末だった。





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