ボラカイ島は、すばらしいところです。「BMW世界一美しいビーチコンテストNO.1」というふれこみもうなづけます。真っ白い砂と透明な海。アクセスは、マニラで国内線に乗り換えて、カリボかカクティランまで。そのあとスピードボートで島に渡ります。早ければその日中に島に着きます。こんなに近いところにこんなにきれいな島があるなんて、って感じです。欧米人に人気らしく、滞在中一度も日本人観光客に会いませんでした(日本人の少ない時期でもあったらしい)。
そんな「ボラカイ覚え書き」。(期間1999年12/11〜12/19)

←ビーチでは現地の子供達がすっぽんぽんで遊んでいるのをよく見かける。
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■島についてから最初の3日間は豪雨。毎年12月中旬に「最後の台風」がやってくるそう。ボラカイの乾季がガイドブックによって別れているのはこのせいじゃないですかね。雨っつったって、島が流されるんじゃないかと思うくらいすごいやつ。いやほんとに流されてると思うな、年々縮んでるんじゃないのかなこの島は。「長く滞在するからそのうち絶対晴れますよ」とのホテルスタッフの言葉を信じて待ちました。
■その後は見事に晴れました。雲はボコボコ出てたけど、晴れると雲くらい出てくんなきゃ困るよ、マジ暑い。暑いじゃなくて熱いの域ですよこれ。10分木陰に居ては10分海に入って火照りをさます。海に入る瞬間「ジュッ」っていいます。うそ。南の島のいいところは、海水が温かいってことですね。誰かおしっこしてるんじゃないのか。うそ。

■マンガの原稿も持って行ったんですよ。ああ、なんて勤勉な日本人なあたし。豪雨の間は「こんなところで『雨の降る国』なんてタイトルのマンガ描くから罰があたったんだわ」って思いましたけれどもね。いやそうじゃなくて罰当たりなのはあたし自身、南の島でマンガ描いたりするあたし自身。。。ところで、トランクに入れたと思った消しゴムが見当たらない。マーケットの場所を聞いて買いに行くことにしました。「学校があるんだから、消しゴムも売ってるはずよ!」
■ビーチに沿って写真のような道が延々続きます。写真右側が海。左側がホテルとレストラン。どのレストランもオープンエアーで波の音聞き流らごはんが食べれます。島に住み着いた欧米人なんかがそれぞれ経営していることもあり、メニューはよりどりみどり(死語?)。イタリアン、、フレンチ、スイス、ドイツ、韓国、モンゴル。。。どんなにお腹いっぱい食べても1000円ちょっと(夕食)です。火照った体にフルーツシェークが、これまた美味しい。
ところで消しゴム、ありましたよ、しかもあたしが小学生の頃に流行ったような、蛍光色で、みかんの輪切りのようなファンシーなデザインのやつが。南の島でマンガ描く人も稀だろうが、この消しゴムで描くプロもあたしが初めてでしょう、きっとそうでしょう。ちなみに1個7円でした。

市場の中にはお土産も売っています。ワンピースや、パレオなんかが1枚700円くらいで。大量に買い込みます。日本の夏は毎年、こういうふうに南の島で買った服を着て過ごしています。

■そして大人しくマンガ描きました。。。3Pだけ。とほほ。じゃあ持って行くなよ、ただの気休めかよ。そのとーり。残りの日にちは我慢できずに、ずっとダイビングしてました。ボラカイの海は初心者にもやさしい。昔はカナヅチでプールさぼってばかりで気が重かったあたし。それが今回は「アドバンス」の免許をとるにいたり。。。大人になるって不思議だな。ちなみに右に並んでいるのは、見た魚のごくごく一部です。
■シュノーケリングもしました。ボラカイはビーチに魚が少ない、と聞いていたのですが、そんなことはありません。私達の泊まったホテルが島の南端に位置していたためか、ちょっと泳いだだけでフグなんかも見れました。
何だ、遊びに行ったみたいじゃないか。当たり前です、マンガ描きに行ったわけじゃありません。

■ボラカイは目の前のビーチに日が沈みます。水が冷たくなったらアソビはおしまい。小学校の夏休みの様です。たのんでおいた「マッサージおばさん」が時間通りにきてくれます。木陰で波の音を聞き流らのマッサージは最高。南の島の愉しみの一つです。ディスコなんかもあるようでしたが、くたくたになったあたし達は行きませんでした。

■ホテルのことも書いておこう。あたし達が泊まったのは島の南端に位置する「サーフサイド」というホテルです。日本人の男の子3人のダイブインストラクターが常駐する「アイランドスタッフ」というダイブショップが併設しています。うち二人は日本にいる彼女と遠距離恋愛中らしい。がんばれ、男の子!ってとこでしょうか。「南の島とあたしとどっちをとるの?」なんて会話もなされたんだろうなあ。がんばれ、男の子!ちなみにこの子たちの「ダイビングしないの?しないの?」という無言の目の輝きと誘惑にまけて、マンガをすっぽかしてダイビング三昧に明け暮れたあたしであったよ。って人の所為にすんな。
ホテル自体はすごくきれいで使いやすかったです。ファンダイブの後はジャグジーにも入れます。くせになりそう。お湯も「これでもか!」というくらい熱いのが出ます。こういう南の島は気をつけないと「高級」をうたっているホテルでもお湯が出なかったりして、つらいので事前に調べておいた方がいいですね。ちなみに日本でかなり広告されてる某ホテルには「二度と泊まりません」という書き込みのある掲示板も。。。


■そんなこんなで健康的に過ごした夏休みでした。。。
■ところで。
行きの国内線、「緊急時用パンフレット」があまりに面白かったので、思わずスケッチしてしまいましたよ。
←なぜ、ハゲ。。。?
←パンフレット内でおっさんが登場するシーン、全てハゲ。なぜ。。。?

▲まるでガーデンイール畑のようだった。

▲クマノミのいる海は、いい海。

▲どうしてこんな模様か。モンカワラハギ。

▲ウミウシの色は生き物の色ではない。工業製品のようだ。

▲南の海には「お約束」の、ツノダシ。

▲卵の固まりのような、キンメモドキの群れ。

▲「ピエール」の髪型のような模様をしている、ナンヨウハギ。

▲あまりに色鮮やかだと孤独さすら感じる、オトヒメエビ。

▲ゴンズイの幼魚の群れ。さわるとしびれるらしい。

▲魚型の掃除機ってあったらかわいいかも。クギベラ。

おまけ◆マニラで大地震に遭遇!◆
しちゃったんですよ。行きに飛行機の都合でマニラに前泊することになって。でもマニラなんてそんなに興味ないじゃないですか(マニラのみなさんごめんなさい)。で、ブラブラして「戦争があった直後みたいだなあ」「あたしが政治したらこんな国ができるかも」なーんて失礼なこと思ってホテルで大人しくすることにしたんですよ。「あしたから島だしー」とか言って。その後忘れもしない午前2時。いきなり、ミシミシ…「あ、地震だ」ミシミシミシ(どんどん大きくなる)「…」グラグラグラ!「!!!」。天井と床が斜ってるところを初めて見ましたよ。「ああ、これで死ぬんだな。でもここじゃいやだな」なんて考えてました。揺れがおさまってから、ホテルの外に避難。とりあえず必要な物だけ持って。その時「インタビューされるに違いない!」と考えたあたしは「化粧ポーチ」と「ブラジャー」を忘れなかった。非常階段で11階からおりる途中、なんと「壁がくずれとるやんけ!」恐怖倍増。 外には大勢の宿泊客があふれていました。あまり地震にあわないであろう欧米人はほとんどパニック。失神してたひともいたな。後から聞くとマグニチュード6.8で死者も出たそう。結果なんともなくてよかった。。。朝までロビーで待機していてその後無事に「ボラカイ」に渡りました。ちなみに、逃げる途中非常階段にブラジャー落としてきたままです(戻る気はしなかった)。さらにちなみに、同日、あたしたちのそばのホテルに「ボラカイ」でお世話になったインストラクターの人が泊まっていたそうですが、「?ぜんぜん気が付かなかった」そうです。。。なんでや?!

「アイランドスタッフ」へ←お世話になった「サーフサイドホテル」へのリンクです。 このホテルを利用するパッケージツアーは、H.I.Sから出ています。
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